夜職から昼職の手取りで生活できる?私の家計簿を全部出す

深夜、お店から帰って化粧を落としながらスマホで電卓アプリを開いて、「手取り20万で家賃7万払って携帯代払って…」って指で計算したことがある人、たぶん私だけじゃないと思う。求人票に「月給22万」って書いてあっても、そこから何が引かれて、最終的にいくら振り込まれるのか、夜職しか知らないとピンとこないんですよね。私も最初そうでした。
先に数字だけ言うと、額面22万の求人なら、手取りはだいたい17万〜18万くらいになることが多いようです。社会保険料と所得税、住民税(前年の夜職の所得にかかってくるので最初の1年は結構痛い)が引かれるので、額面の8割前後が実際に振り込まれる、というのが一つの目安。ここを知らずに「月22万もらえるなら余裕」と思って転職すると、最初の給料日にちょっと青ざめます。私がそうでした。
手取り18万で本当に暮らせるのか
結論から言うと、暮らせます。ただし条件付きです。
私が事務職に転職した1年目、手取りは18万5千円くらいでした。当時の家計簿をざっくり出すとこんな感じ。
家賃(1Kで駅から徒歩15分)6万8千円、水道光熱費1万2千円、携帯代5千円、食費3万、日用品5千円、保険(国民年金は会社員になったので厚生年金に切り替わって天引き)、それでも残るのが6万くらい。ここから交通費が実費だったので定期代に1万引かれて、手元に残るのは5万前後でした。
正直、余裕はなかったです。夜職時代みたいに「疲れたからタクシーで帰ろう」とか「今日は外食にしよう」みたいな選択肢がほぼ消える。友達に「昼職になってから全然遊びに誘ってこないね」って言われたことがあって、地味に堪えました。でも「暮らせないか」と聞かれたら、暮らせてました。ギリギリだけど。
家賃をどこまで下げるかで結構変わる
手取り18万前後で一番効くのは家賃です。私の場合、家賃が7万近くあったのが正直重かった。転職を機に家賃5万台の物件に引っ越した友人は、その分の余裕を貯金に回せていて、うらやましかったです。
夜職を辞めるタイミングで実家に一旦戻る、という選択をした知人もいます。恥ずかしいとか思う人もいるかもしれないけど、手取りが下がる最初の半年〜1年だけ実家で耐えて、その間に貯金を作ってから一人暮らしに戻る、というやり方は現実的だと思う。このあたりは夜職を辞める前の貯金はいくら必要?私が足りなかった話にも書いたんですが、辞める「前」にどれだけ貯められるかで、辞めた「後」の苦しさがまるで違います。
シングルマザーだと話はもっとシビアになります。手取りに加えて養育費や保育料も絡んでくるので、単純な家計簿では足りない部分も出てくる。この辺りはシングルマザーが夜職から昼職へ転職する前に整えたい生活設計の方に詳しく書きました。
収入ダウンをどう埋めるか、私が考えた選択肢
正直、手取り18万〜20万で「余裕のある生活」は難しいです。ここは誤魔化さずに言いたい。ただ「生活できるか、できないか」でいうと、できる。この差、結構大事だと思っています。
余裕を作る方法はいくつか考えました。一番手っ取り早くて効果も大きかったのは、やっぱり固定費の見直しです。家賃・保険・サブスクあたりを一度洗い出すだけでも、月に数千円単位で変わってきます。
あとは、昼職の給料が振り込まれるまでの数ヶ月、夜職を週1〜2で掛け持ちするという方法。体力的にきつい時期もあったけど、貯金を切り崩さずに済んだのは大きかったです。掛け持ちの期間の乗り切り方は昼職決まってから夜職辞めたい人へ。掛け持ち期間の乗り切り方にまとめてあります。
派遣という選択肢もありました。正社員より時給水準が高めに出ることもあって、最初の1〜2年をここで凌いで、そこから正社員を目指すというルートを取った知人もいます。
派遣から正社員になったルートを読む資格を取って、給料が上がりやすい職種に寄せていくのも一つ。事務職でも簿記や経理の知識があると求人の幅も時給も変わってきます。夜職の間にできる準備は夜職のうちに取っておきたい資格|辞める前にできる準備に書いたので、まだ在籍中の人は目を通しておいて損はないと思います。
収入が下がること自体への心の整理
数字の話ばかりしてきたけど、正直しんどかったのは「稼げなくなった自分」への気持ちの折り合いでした。月50万稼いでた時期がある人にとって、手取り18万は数字だけ見ると「落ちた」ように感じてしまう。私もそうでした。
でも夜職の収入って、体力・メンタル・肌・時間、いろんなものと引き換えに得てたお金だったんですよね。昼職の18万は、夜の勤務がなくなった分の生活を差し引いて考えると、実はそこまで「損」でもなかったりする。このあたりの感覚のズレは夜職から昼職で給料は下がる?収入ダウンの現実と生活設計でもう少し詳しく書いています。
転職活動そのものが不安な場合は、夜職の経歴に理解のあるエージェントに一度話を聞いてもらうのも手だと思います。職務経歴書の書き方一つで、給料の出だしが変わることもあるので。
私が今思うこと
今、私の手取りは当時より少し上がりましたが、正直「夜職時代の方が金銭的には楽だった」というのは今も本音です。ただ、深夜3時に電卓を叩きながら将来の不安と戦う日々は終わりました。手取り18万でも、生活は組める。組めるけど、余裕を作るには家賃と固定費、それから移行期間の凌ぎ方をあらかじめ決めておくことが効いてきます。
もし今、辞めるタイミングそのものに迷っているなら、キャバ嬢を辞めるタイミングはいつ?見極め方と辞め方も読んでみてください。数字の不安が先か、辞めどきの見極めが先か、人によって順番は違うと思うので。
私はまず、今の生活費を全部書き出すところから始めました。数字にしてしまえば、思ってたより怖くないことも多かったです。少なくとも、私の場合は。