昼職決まってから夜職辞めたい人へ。掛け持ち期間の乗り切り方

深夜のバックヤードでスマホ開いて、このワード打ち込んだんじゃないかなと思う。指名も一区切りして、今日はもうこれ以上動きたくないくらい疲れてて、でも家に帰ったら明日もまた出勤しなきゃいけなくて。辞めたい気持ちはもう固まってるのに、辞めた瞬間に収入がゼロになるのが怖くて動けない。私も同じところで2ヶ月くらい足踏みしてた。
結論から言うと、順番はこれで合ってる。昼職の内定をもらってから夜職を辞める。逆(先に辞めてから探す)は貯金にかなり余裕がある人以外はおすすめしない。理由は単純で、無職期間があると面接で「なぜ空白があるのか」を聞かれ続けるし、家賃や生活費のプレッシャーの中で焦って条件の悪い会社に決めてしまう人を何人も見てきたから。
先に昼職を決めるって、実際どのくらいの期間がかかるのか
私の場合、応募し始めてから内定が出るまでちょうど2ヶ月半かかった。書類選考で落ちたのが7社、面接まで進んで落ちたのが3社。夜職の経歴をどう書くかで最初は毎回つまずいてたんだけど、これは書き方のコツを知ってるかどうかでだいぶ変わる。この辺りは夜職の職務経歴書の書き方にまとめてるので、今から動くならこっちを先に読んでおくと選考の通過率が変わってくると思う。
期間は業種や年齢、応募数によって本当にバラつく。1ヶ月で決まる人もいれば半年かかる人もいる。ただ、掛け持ちしながら探すのはメンタル的にも体力的にもきついので、できれば3ヶ月くらいは見ておいたほうが精神的に楽。「早く辞めたい」気持ちが強いほど、逆に長引くと感じるものなんですよね、これ。
転職エージェントを使うと、非公開求人も含めて選択肢が広がるし、書類の添削もしてもらえる。ひとりで応募し続けて心が折れかけてる人は、一度話だけ聞いてみるのもありだと思う。
掛け持ち期間、体力はどう配分するか
正直に言うと、ここが一番きつい。昼職の面接を昼間に入れて、夜は通常通り出勤して、というのを2ヶ月続けたとき、私は途中で一度体調崩した。面接の日にシフトを削りすぎると収入が減るし、削らないと寝不足のまま面接に行くことになる。
私がやってたのは、面接が入りそうな週だけ事前にシフトを減らしておくやり方。夜職はシフト制のところが多いから、月初にある程度予定を組んでおけば急な調整もしやすい。あと、面接直前に夜勤明けの顔で行くのはさすがに印象が悪いので、面接前日は早めに切り上げるようにしてた。ここは意地張らずに調整していいところだと思う。
シフトを大きく減らすと当然収入も下がる。そこで貯金がどれくらいあるかが結構効いてくる。この掛け持ち期間をどう乗り切るかの土台になる話は夜職を辞める前の貯金はいくら必要?私が足りなかった話で詳しく書いたので、まだ読んでなければ目を通しておくと安心材料になるはず。
バレたくない、を叶えるためにやったこと
昼職の面接先に夜職を続けていることが伝わるのが怖い、という相談もよく受ける。基本的には面接の場で今の在職状況を細かく突っ込まれることは少ない。「現在も就業中ですか」と聞かれたら「はい」とだけ答えれば十分で、業種まで詳しく話す義務はない。内定が出て入社日を決める段階になって初めて、退職のタイミングを聞かれるくらい。
ただ、SNSやお店のホームページに顔写真や源氏名が出ている場合、そこから辿られるリスクはゼロじゃない。心配なら、内定が固まってから少しずつ削除していくのが現実的。全部一気にやると引き留めの理由を与えてしまうこともあるので、まずは検索に引っかかりやすいものから、くらいの感覚でいい。
内定が出たら、夜職はどう辞めるか
ここまで来て一番大事なのが、辞める意思の伝え方。業界で働く知人に聞いた話だと、円満に辞められる子は大体「はっきり辞めますと伝えている」印象らしい。逆に「一度お店で話そう」と言われて面談に行くと、そこはほぼ引き留めの入り口だと思っていい。条件を良くするとか、シフトを減らすとか、その場では優しい話をされるけど、結局辞める時期がずるずる延びるパターンが多いみたい。
もうひとつ知っておいてほしいのが契約の形。多くの夜職は雇用契約じゃなくて業務委託になっているので、辞める辞めないの決定権は本人側にもちゃんとある。契約書に最低在籍期間みたいな条項がないか一度確認しておくと、話し合いのときに変な圧に流されずに済む。
自分で伝えるのがどうしても難しい、話す前から胃が痛い、というレベルならプロに任せる手もある。退職代行は夜職の業務委託にも対応してくれるところがあるらしいので、選択肢として知っておいて損はない。
退職代行の記事を読む昼職の給料で、本当に生活は成り立つのか
これも聞かれることが多いんだけど、正直、下がる。夜職の稼ぎと同じ水準を昼職の月給だけで求めるのは難しい場合がほとんど。私の場合、手取りで見ると夜職時代の6割くらいまで下がった。ここで生活が破綻するかどうかは、掛け持ち期間にどれだけ生活防衛費を作れたかにかかってくる。
収入ダウンの現実的な数字や生活設計の組み方は夜職から昼職で給料は下がる?収入ダウンの現実と生活設計にまとめてある。ここを読んでから昼職の求人条件を見比べると、応募先を選ぶ基準が変わると思う。
正社員にこだわらず、まずは派遣で昼のリズムに慣れてから正社員を目指すという遠回りルートも実は悪くない。私の知り合いは派遣経由で今の会社に落ち着いた。焦って正社員を狙って落ち続けるより、こっちの方が結果的に早かったという話も聞く。
今夜、何をするか
昼職の内定を待ちながら夜職を続けるのは、想像以上に神経を使う。でも順番としては間違ってない。焦って先に辞めて無職期間を作るより、今の収入を保ったまま次を決めるほうが、結果的に選べる選択肢は多くなる。
今夜できることがあるとすれば、シフトの調整方法を一つ決めることと、職務経歴書をとりあえず一度書き出してみることくらいでいい。全部を一気に片付けようとしなくて大丈夫。私も2ヶ月半、そうやって少しずつ進んでいた。