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夜職から昼職で給料は下がる?収入ダウンの現実と生活設計

夜職から昼職への転職で、みんなが最後まで踏み切れない理由。それはほぼ間違いなく「給料が下がるから」だと思います。私もそうでした。キャバクラで月50万前後あった収入が、事務職の初任給でいくらになるのか。想像するだけで怖くて、2年くらい動けませんでした。この記事では、きれいごと抜きで収入ダウンの現実と、それでも生活を成り立たせるための設計を書きます。

結論:多くの場合、最初の給料は下がる

先に正直な結論から。夜職から未経験の昼職に転職すると、多くの場合、最初の月収は下がります。ここをぼかす記事もありますが、私は下がる前提で準備するべきだと考えています。

未経験から始めやすい事務職や販売職の月収は、地域や企業にもよりますが、額面20万円前後からスタートするケースが多いです。手取りにすると16〜17万円程度。夜職で月40万、50万を稼いでいた人にとっては、半分以下になる計算です。

ただし、これは「一生その収入」という意味ではありません。昼職には夜職と違う収入カーブがあります。

夜職の収入は瞬間最大風速が高い代わりに、年齢や体調、お店の状況に左右されやすい。昼職は初速が遅い代わりに、長く緩やかに上がっていく。この違いを理解した上で、「下がる期間を何で乗り切るか」を設計するのがこの記事のテーマです。

私の場合:月収はこう変わった

参考までに、私の実例を出します。あくまで私の場合で、個人差が大きい前提で読んでください。

数字だけ見ると、1年目は本当にきつかったです。ただ、実際に生活してみて気づいたことが2つありました。

1つ目は、夜職の収入は「経費と税金を引く前の数字」で覚えていたこと。美容代や衣装代、同伴の自腹分を引くと、実際に自由に使えていたお金は思ったより少なかった。昼職は経費がほぼかからないので、額面の差ほど生活水準は落ちませんでした。

2つ目は、精神的な支出が減ったこと。ストレス発散の買い物や飲み代が自然と減って、気づけば夜職時代より貯金ペースが上がった月もあったくらいです。これは完全に個人差のある話ですが、「収入が下がる=生活の満足度が下がる」とは限らない、というのは実感としてあります。

収入ダウンを乗り切る生活設計3ステップ

「いつか慣れる」で乗り切るのは危険です。私がやってよかった(あるいは、やっておけばよかった)生活設計を3ステップで紹介します。

ステップ1:転職前に「昼職の手取りで1ヶ月」を試す

転職してから生活レベルを落とすのは、想像の10倍つらいです。逆に、夜職で稼げているうちに「手取り17万円で1ヶ月生活する」練習をしておくと、何にいくらかかるか、どこを削れるかが体感で分かります。差額はそのまま貯金へ。

ステップ2:生活費6ヶ月分の貯金を作る

転職活動期間や、慣れない仕事のストレスで想定外の出費が出る時期を考えると、生活費6ヶ月分の貯金があると心の余裕が全然違います。私は貯金が少ないまま転職して、1年目に何度も「夜に戻ろうかな」と揺れました。お金の不安は判断を狂わせます。先に「戻らなくていい状態」を作っておくのがおすすめです。

ステップ3:固定費から削る

節約は変動費(食費など)より固定費が先です。家賃・スマホ代・サブスク・エステや脱毛のローン。特に夜職時代の家賃感覚のままだと確実に詰まるので、更新のタイミングでの住み替えも含めて検討を。ここで生活のダウンサイジングができていると、昼職の給料でも「普通に暮らせる」ラインに乗ります。

収入の下げ幅を小さくする働き方の選択肢

生活設計と並行して、「そもそも下げ幅を小さくする」働き方も考えられます。

選択肢1:条件交渉に強い転職エージェントを使う。 未経験でも、業界や職種の選び方次第で初任給には差が出ます。昼職特化の転職エージェントなら、夜職からの転職事情を分かった上で、給与水準や賞与の実態も含めて求人を紹介してくれます。自分で求人票を眺めているだけでは分からない情報が多いので、収入面を重視するなら相談する価値はあります。

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選択肢2:派遣で時給高めのスタートを切る。 実は未経験の正社員より、派遣の事務職のほうが月収ベースでは高いことも珍しくありません。大手派遣サービスなら時給1,500円前後の事務求人もあり、フルタイムなら月収23〜24万円程度になる計算です。派遣で実務経験を積んでから正社員に切り替える、という二段構えは、収入の谷を浅くする現実的なルートだと思います。

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選択肢3:移行期間は夜職と掛け持ちする。 体力的にきついので長期間はおすすめしませんが、昼職に慣れるまでの数ヶ月だけ週1〜2で夜職を続けて収入の谷を埋める人もいます。ただし副業禁止の会社では就業規則違反になるため、必ず勤務先のルールを確認してください。

どの選択肢が合うかは状況次第です。各サービスの比較はおすすめサービスまとめにまとめています。なお、当サイトは情報提供のみで、応募受付や職業紹介(あっせん)は行っていません。

よくある質問

Q1. 収入が下がってでも昼職にするメリットは結局何ですか?

A. 私が感じた大きなものは「収入の安定」「社会保険と厚生年金」「職歴が資産になること」「生活リズムと体調の改善」です。特に職歴は大きくて、昼職の経験年数はそのまま次の転職の武器になります。夜職の頑張りが職歴として評価されにくいのと対照的です。詳しくは夜職から昼職の転職は難しい?でも触れています。

Q2. 何歳までに転職したほうがいいですか?

A. 「未経験可」の求人は20代のほうが多いのは事実ですが、30代からの転職も普通にあります。年齢よりも「動き出す時期の貯金と準備」のほうが影響が大きい、というのが私の実感です。個人差があるので、焦って準備不足のまま飛び出すほうがリスクだと思います。

Q3. 面接で「収入が下がりますけど大丈夫ですか?」と聞かれたら?

A. 私は「収入よりも長く続けられる働き方を優先したいと考えており、生活設計も見直し済みです」と答えていました。「準備してきた事実」を添えると説得力が出ます。面接対策の全体像は夜職の面接で聞かれることは?にまとめています。

まとめ

夜職から昼職への転職で、最初の給料が下がるのはほとんどの場合、現実です。ただし、経費や税金を考えると実質的な差は額面ほどではないこと、昼職には昇給・賞与・保障という別の積み上がり方があることも、また現実です。

大事なのは「下がるかどうか」ではなく、「下がる期間を乗り切る設計があるか」。転職前の生活費シミュレーション、6ヶ月分の貯金、固定費の見直し。この3つを整えてから動けば、収入ダウンは「一時的な谷」にできます。

収入の下げ幅そのものを小さくしたい人は、夜職からの転職に理解のあるエージェントに給与相場から相談してみてください。

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お金の不安は、正体が見えないから怖いんです。数字にして、設計して、それから決めても遅くないですよ。