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夜職から転職、髪色・ネイルはどこまで落とす?業種別の線引き

夜職から転職、髪色・ネイルはどこまで落とす?業種別の線引き

深夜、面接の予約と、ネイルサロンの空き状況を交互に見ている。多分そういう時間だと思う。

「面接までに全部落とさなきゃ」と分かってはいるけど、せっかく1ヶ月前に入れたばかりのジェルがもったいなくて、髪色も気に入っているから、正直どこまで妥協すればいいのか決めきれない。私も同じことを5年やってきた人間なので、その気持ち、わりと具体的に分かります。

結論から言うと、髪色もネイルも「面接の日」と「入社してから」で基準がまったく違う。ここを分けずに一律で考えるから、必要以上に落としすぎたり、逆に浮いてしまったりする。今日はそのフェーズごとの線引きを、業種別に整理していきます。

髪色は「8トーン以下」がひとつの目安

日本ヘアカラー協会が公表しているレベルスケールというものがあって、髪色の明るさはだいたい4から15段階くらいで表されるらしい。この中で、面接や職場では8トーン以下なら「問題ない」と言われることが多い。これより明るいと、企業側からは「派手」「まだ整えていない」という印象を持たれやすい。

数字だけ言われてもピンとこないと思うんですけど、8トーンってだいたい「明るい茶色」くらいのイメージです。夜職でよくある10トーン以上の外国人風カラーや、ハイトーンのグラデーションだと、面接ではまず引っかかる。

美容室で染め直す場合は、色見本を見せてもらって「8トーン以下でお願いします」と伝えれば通じる。ただここで一つ落とし穴があって、染めた直後は暗くても、シャンプーを重ねるうちにトーンが上がって見える髪色もある。面接の前日に慌てて染めるより、1週間から10日くらい前に染めておいて、色の落ち着き具合を見てから面接に臨む方が安心。私は面接前々日に駆け込みで染めて、当日思ったより明るく写ってしまって焦った経験があるので、これは本当に前倒しをおすすめしたい。

業種によって、この8トーンという基準がさらに厳しくなったり、逆に緩くなったりする。次の表で見てもらえれば早い。

ネイルは「面接は基本オフ」、入社後は様子見が正解

ネイルに関しては、面接の場ではほぼ一律でオフしておくのが無難。理由は業種によって違っていて、医療や介護なら衛生面、金融や公務員なら「信用」のイメージ、食品や接客系なら異物混入や清潔感の問題がある。IT系やクリエイティブ職でも、面接という初対面の場でわざわざリスクを取る必要はない。

オフだけならネイルサロンで30分から1時間程度で終わる店がほとんどで、前日の予約でも対応してくれるところは多い。「オフのみでお願いします」と伝えれば通じるし、次の仕事が決まったら入れ直すつもりなら、その旨も伝えておくと爪の状態を見てもらえる。

面接では、爪の長さは指先から1〜2mmくらい、形はラウンドかオーバル、色をつけるとしても透明・薄いピンク・ベージュあたりが安全圏。ここを外さなければ、まず悪印象にはならない。

入社後にネイルをどこまでしていいかは、正直「聞くより見た方が早い」。内定が出た段階で、もし懇親会や職場見学の機会があれば、そこで働いている女性社員の手元をさりげなくチェックする。それが難しければ、初出勤の日はいったんオフの状態で行って、周りの雰囲気を見てから少しずつ足していくのが一番安全なやり方だと思う。いきなり判断せず、様子見の期間を1〜2週間くらい持つイメージ。

面接の服装まで含めて全体のバランスを見たい人は、夜職から昼職の面接、服装は何を着ればいい?髪とネイルもにも詳しく書いているので、あわせて読んでもらえると噛み合うと思う。

業種×フェーズのマトリクス表

面接・内定後・初出勤・本配属後で、どこまで許されるかは段階的に変わっていく。ここを一枚の表にまとめてみた。

業種面接時内定後初出勤本配属後
金融・公務員系髪色は6トーン以下が目安、ネイルは完全オフ変化なし、様子見不要でそのまま黒髪〜暗めキープ、ネイルなしほぼ変化なし。地味なベージュ程度が上限
医療・介護8トーン以下、ネイル完全オフ変化なしネイルは基本禁止のまま施設によるがネイル自体NGな職場が多い
食品・接客(飲食など)8トーン以下、ネイルオフ変化なし短め・色なしで様子見職場のルール次第。透明ジェルまでOKな店も
営業・不動産8トーン以下が無難変化なし暗めキープ成果を出せば多少の裁量が出る職場もある
IT・クリエイティブ8トーン以下が無難だが職種によるやや緩む場合あり周囲を見て判断ナチュラルカラーならネイルOKな職場も多い
美容・アパレル業界内では緩いことも多いが面接は控えめに店舗の客層次第で相談先輩スタッフの色味に合わせるブランドイメージに沿えば自由度が上がる

この表はあくまで一般的な傾向で、同じ「金融」でも支店によって温度差はあるし、「IT」でも社内文化はバラバラ。内定後に人事や配属先の先輩に「身だしなみのルールってありますか」と一言聞いてしまうのが、実は一番早い。変に気を遣って聞かずにいるより、正直に聞いた方が向こうも答えやすい。

デコネイル・派手髪からは「段階的に落とす」

夜職から転職を考えている人の多くが引っかかるのが、ここです。普段のデコネイルや派手髪から、いきなり「就活仕様」に変えるのがしんどい、または勿体無いという気持ち。

私がやっていたのは、面接が決まった時点で一気に落とすんじゃなくて、段階を踏むやり方でした。

面接の2週間くらい前に髪を8トーン以下に染め直す。ネイルはこのタイミングでは一旦キープしておいて、面接の前日か前々日にオフだけ済ませる。内定が出たら、そこから初出勤までの間に爪の状態を整えておいて、色のないクリアジェルか、何もつけない状態で最初の出勤に臨む。本配属されて職場の雰囲気が分かってから、薄いベージュくらいを試してみる。この順番でやると、急に見た目を全部変えるストレスが減る。

デコネイルを長く続けていると、爪自体が薄くなっていたり、地爪の状態があまり良くないことも多い。オフしてすぐに素の爪を見せるのが恥ずかしいという人は、面接前にケア専門のサロンで爪を整えてもらうのもひとつの手。これは見た目の印象というより、自分の気持ちの問題として大事だったりする。

男性、ホストからの転職の場合

ここまでほぼ女性向けの話をしてきたけど、ホストから昼職やアパレル・営業職に転職する男性も一定数いる。基本的な考え方は同じで、髪色は8トーン以下、爪は短く整える、という線は変わらない。ただ男性の場合、ネイルよりも「髪型のセット」や「香水」の方が引っかかりやすい。ワックスでの盛り髪や、強めの香水は面接では控えた方が無難というのが、私が周りの転職経験者から聞いた実感です。

昼職からホストに戻る、あるいは逆にホストから昼職へという行き来を考えている人は、昼職からホスト転職はアリ?後悔する前に知りたい現実の記事でも身だしなみ含めた話に触れているので参考にしてもらえたら。

それでも「どこまで」が不安なときに

正直に言うと、ここまで細かく書いても「自分の場合はどうなんだろう」というモヤモヤは完全には消えないと思う。業種の慣習も、会社ごとの空気も、本当に千差万別だから。

そういう時は、転職エージェントの担当者に直接聞いてしまうのが一番確実です。応募先企業の内部事情まで把握しているエージェントも多くて、「この会社は髪色どのくらいまで許容されますか」と聞くと、意外とはっきり教えてくれる。夜職からの転職に理解があるエージェントなら、こちらの状況も込みで相談に乗ってくれるはず。

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最後に、ネイルチップと爪の色についてよく聞かれること

面接でネイルチップをつけていくのはアリかと聞かれることがあるけど、私はあまりおすすめしない。地爪と色や形が合っていないと余計目立つし、面接官によってはチップだと気づく人もいる。落とすのが一番シンプルで、結局印象も良い。

透明のジェルなら面接でも大丈夫かという質問もよく受ける。これは業種によって本当に分かれるところで、金融や医療系だと透明でも「爪に何かついている」こと自体を気にする面接官がいる一方、IT系や美容系なら透明ジェルくらいなら気にされないことも多い。迷ったら、面接の時だけは何もつけない状態にしておくのが一番リスクが低い。

髪色もネイルも、結局のところ「清潔感があるかどうか」に尽きる。派手さそのものが悪いわけじゃなくて、その職場の雰囲気に合っているかどうかが見られている。今の自分の状態から、まずは面接の分だけ整えておく。それで十分だと思います。あとは働きながら、少しずつ自分らしさを取り戻していけばいい。