夜職 面接で短所を聞かれた時の答え方、私はこう組み立てた

面接の前日、履歴書のコピーを見ながら「あなたの短所は?」に何て答えるか、スマホでずっと検索してた時期がある。正直、職務経歴とか志望動機は準備できても、短所ってどう答えても夜職の経験が透けて見える気がして、何を書いても不安になった。
私の場合、キャバクラを5年やって27歳で事務職に転職したんだけど、面接で短所を聞かれた回数、たぶん受けた会社の数だけある。落ちた面接もあれば通った面接もあって、今振り返ると答え方に「型」があったなと思う。今日はその型の話をする。
短所は「夜職だから」で終わらせない
短所の質問って、そもそも夜職経験の有無に関係なく、どんな転職者にも聞かれる定番の質問なんですよね。面接官は「この人は自分の弱点を客観的に見られているか」「弱点にどう対処しているか」を見てる。夜職経験があるかどうかは、実はそこまで関係ない。
ただ、夜職から昼職に来る人が引っかかりやすいのは、短所の質問を「夜職を正当化する場」にしてしまうこと。「夜職をやっていたので生活リズムが不規則で」みたいな答え方をすると、面接官の頭の中には「じゃあ昼職でも不規則になるのでは」という疑いが残る。ここ、結構みんな無意識にやってしまうところだと思う。
短所は夜職の話を持ち出さなくても答えられる。むしろ持ち出さない方がいいことの方が多い、というのが私の感覚。
短所の組み立て方、私がやった三段構え
短所を答えるとき、私は大体こういう順番で話してた。短所そのものを一言で言って、それが仕事でどう出るかを具体的に説明して、最後にどう対処しているかまで言う。この三つを繋げて話すようにしてた。
たとえば私は「一つのことに集中すると周りが見えなくなる」を短所にしていた。これは夜職時代に指名客の対応に集中しすぎて、他のテーブルへの気配りが遅れたことがある、という実体験から来てる。でも面接では「夜職で」とは言わずに、「タスクに没頭すると周囲への確認が遅れることがあるので、今は30分に一度は手を止めて優先順位を見直すようにしている」というふうに、対処法まで含めて答えていた。
これ、夜職の経験そのものを隠しているわけじゃない。ただ短所の説明に夜職を使う必要がないだけ。短所って人間なら誰でも持ってるもので、夜職経験者だけの専売特許じゃないから。
それでも夜職の話が出た方がいい場面もある
一方で、面接官の方から「夜のお仕事のご経験、大変だったことは?」みたいに聞かれた場合は、そこで初めて夜職の話を短所寄りに使うことがある。
私がよく使ってたのは「夜の時間に慣れすぎて、朝の時間管理が最初は苦手だった」という答え方。これは嘘じゃなくて本当のことだったし、その後に「今は生活リズムを整えるために、寝る時間と起きる時間を固定して、休日もあまりずらさないようにしている」と続けると、短所を認めつつ改善の努力をしている人、という印象になる。
短所を聞かれてゼロから作り話をする必要はなくて、自分が実際に苦労したことの中から、今の職種に致命的に響かないものを選ぶ、というのが現実的なやり方だと思う。生活リズムの話は夜職から昼職の生活リズム、慣れるまでの期間と切替方法にも書いたけど、これは面接で聞かれても答えやすいテーマの一つ。
職務経歴書との整合性も見られている
これは意外と見落とされがちなんだけど、短所の答えって職務経歴書に書いた内容と矛盾しないかもチェックされてる。職務経歴書に「臨機応変な対応力」を強みとして書いておきながら、面接で「短所は臨機応変な対応が苦手」って答えたら、そこに違和感が生まれる。
職務経歴書の書き方に迷った時は夜職の職務経歴書の書き方|隠す?正直に書く?経験者が解説を先に読んでおくと、短所を考えるときの土台が整理しやすいと思う。強みと短所は表裏一体になっていることが多いから、強みを書いてから短所を逆算する、というやり方もおすすめ。おすすめというか、私はそうしてた。
エージェントを使うと、こういう短所の言い方を一緒に考えてくれることがある。私は最初独学でやってたけど、途中からエージェントの人に模擬面接をお願いして、短所の答え方を何度か直された。自分では気づかない癖って、他人に指摘されないと分からないものだなと実感した。
面接官が本当に聞きたいのは短所そのものじゃない
これ、意外と知られてないんですけど、短所の質問で面接官が一番見ているのは「短所の内容」じゃなくて「短所を語る態度」だったりする。
短所をペラペラ饒舌に話す人より、少し言葉を選びながら、でも最後まで責任を持って話す人の方が印象がいい、というのは何人かの採用担当から聞いたことがある話。短所を完璧に隠そうとして、当たり障りのない「頑張りすぎてしまうことです」みたいな答えを用意する人も多いけど、これは正直あまりおすすめしない。誰でも言えることだから、逆に印象に残らない。
私は短所を答えるとき、少し照れくさそうに、でもちゃんと具体例を添えて話すようにしていた。これが正解かどうかは分からないけど、少なくとも「準備してきたな」というのは伝わったと思う。
面接そのものが不安な人へ
短所の答え方だけじゃなくて、面接全体の質問傾向が気になる人は夜職の面接で聞かれることは?昼職転職の質問と答え方も合わせて見ておくといいかもしれない。私が実際に受けた面接で聞かれた質問を思い出しながら書いたので、短所以外の準備にも使えるはず。
短所の答え方に「これが正解」というものはたぶんない。ただ、夜職経験を短所の理由にしないこと、短所を認めた上で対処法まで話すこと、この二つだけは押さえておくと、面接での印象はだいぶ変わると思う。今夜、答えを考えながらこの記事を読んでいるなら、まずは自分の短所を一つだけ紙に書き出してみるところから始めてみてほしい。それだけで、明日の面接の緊張が少し違うものになるはず。