夜職を辞める前の貯金の計算手順【詳細版】年齢別の目安と貯金額別の動き方

このページは「夜職を辞める前の貯金はいくら必要?」の詳細版だよ。本体には結論と目安の表だけ置いた。ここには、その数字をどう出したかと、貯金額や年齢で変わる部分を、削らずに残しておくね。
長いから、結論だけでよければ本体に戻って大丈夫。それで判断に支障はないと思う。
「6ヶ月分」の内訳を分解する
6ヶ月というのは、ふたつの期間を足した数字だよ。ここを分けずに「なんとなく半年」で持つと、どっちが伸びたのか分からなくなる。
前半が伸びる理由。夜職からの転職は、職歴の書き方ひとつで書類の通過率が変わるんだよね。私は1回目に「空白5年」みたいな書き方をして書類で落ちて、2回目は面接で前職を聞かれて挙動不審になって落ちてる。準備しないまま応募すると、この前半が普通に倍になる。書き方は夜職の職務経歴書の書き方にまとめたよ。
後半を見落とす人が多い。内定=入金じゃない。月末締め翌月末払いの会社だと、入社日から最初の給料日まで2ヶ月近く空くこともある。私の場合は入社の翌月末で、辞めてから最初の給料まで実質5ヶ月かかった。
だから求人票の給与欄を見るときは、金額と一緒に締め日と支払日も見ておいて。ここだけで必要な貯金が数十万変わるよ。
計算の手順
1で家計簿アプリの平均額を使うと、たいてい少なく出る。年に数回の出費(保険、帰省、家電の買い替え)が入ってないからだよ。私は月15万で計算してたけど、実際はもう少しかかってた。
3を飛ばす人が本当に多い。
辞めて収入が下がった年に、稼いでいた年の所得で計算された税額が請求されます。給与天引き(特別徴収)から自分で払う普通徴収に切り替わると、年4回にまとめて請求が来るので、1回あたりの金額が大きく見えます。仕組みは夜職を辞めた後に来る住民税と掛け持ちと住民税へ。ご自身の税額と納付方法は、お住まいの自治体の住民税窓口か税務署に確認してください。確定申告が必要かどうかも含めて、判断は専門家に確認するのが確実です。
貯金額別、私ならこう動く
金額そのものより、「その額で何ヶ月動けるか」で考えたほうが決めやすいと思う。下の表は、月15万円で暮らしてる人を想定した私の感覚だよ。
| 今の貯金 | 動ける期間の目安 | 私ならこうする |
|---|---|---|
| 20万円以下 | 1〜2ヶ月 | 辞めずに、在籍したまま応募だけ始める |
| 50万円 | 3ヶ月ちょっと | 内定が出てから辞める。私の失敗はここ |
| 90万円 | 6ヶ月 | 辞めてから動いても、選ぶ余裕がある |
| 120万円以上 | 8ヶ月 | 資格やスクールに回す余裕も出てくる |
私の実例52万円で辞めて、内定時点の残高は8万円だった。金額が悪かったというより、辞めてから動き始めたのが噛み合わなかったんだと思う。
在籍したまま応募するのは、体力的にはしんどいよ。でも収入が止まらないぶん、条件を見て断れる。私が3回目でようやく受かったときは、もう昼職に移ったあとで、生活が安定してたのが大きかった。
年齢で目安は変わる
20代前半で身軽な人と、30代で守るものがある人とでは、必要な額が変わってくる。
30代からの転職は、選考の期間自体が長くなりやすい傾向があるので、前半の3〜4ヶ月を4〜5ヶ月で見ておいたほうが精神的に楽だと思う。この辺りは30代の夜職から転職は間に合う?に書いたよ。
逆に20代前半なら、未経験可の求人の母数が多いぶん前半が短くなりやすい。同じ60万円でも、意味合いが変わってくる。
資格は「貯金を使う期間」を縮める
辞める前に簿記やMOSを取っておくと、選考期間そのものが短くなって、結果的に貯金の減る期間が圧縮されることがある。貯金を増やすのと、使う期間を減らすのは、同じ効果だよ。
在籍中に取るのがいちばん効率がいい。収入がある状態で勉強できるからね。何から取るかは夜職のうちに取っておきたい資格へ。
資格もなく貯金も少ない状態で、勢いだけで辞めるのがいちばんきつい組み合わせだと思う。私がそれに近かったから、余計にそう思う。
収入が下がる幅も、先に見ておく

貯金が尽きる話とセットで、そのあとの生活費の話もしておくね。私は月収50万から手取り17万になった。半分どころじゃない。
つまり貯金が尽きて焦って就職しても、そこから先の生活も今までより厳しい。貯金の計画だけ立てて、下がったあとの家計を見ていないと、入社してから二度目の詰みが来る。
夜職から昼職で給料は下がる?と手取りで暮らすシミュレーションを、貯金の計算と同じ日に見ておくのをすすめるよ。
貯金が足りないまま限界が来たら
理屈では「貯めてから辞める」が正解。でも私も、貯金20万の時期に本気で辞めたくなったことがあるから、そこは分かる。
そのときは発想を切り替えて、無収入の期間を短くする側に手を打ってみて。
辞める側お店との話が進まないなら退職代行。罰金や買掛、給料の未払いが絡むなら、交渉ができる弁護士対応を選んだほうが安心なことがあるよ。未払いは労働基準監督署にも無料で相談できる。
入る側求人選びと面接対策を一人で抱えないこと。前半の3〜4ヶ月が縮めば、そのぶん切り崩す額が減る。
どっちも「貯金がないと使えない手段」ではないから、残高が心細いときほど先に相談しておくといいと思う。
本体に戻る
結論と目安の表は本体にまとめてあるよ。
ここまで読んで、切り崩す期間のほうを短くしようと思ったなら、入口はここ。急かすつもりはないから、今日は残高の確認だけでも大丈夫だよ。