夜職から昼職、人間関係が疲れる理由と私がやった距離の取り方

夜勤明けでも早番終わりでもなく、たぶん今これを読んでるのは、休憩室でスマホを見てる時間だと思う。同僚とのランチに出たくなくて、トイレで少し時間を潰してから戻ろうとしてるとか。ため息をついた自分に、あれ、私こんなキャラだったっけ、って思ってるとか。
私も同じだった。キャバ嬢時代のほうが人間関係が楽だったなんて、口に出すと驚かれるんですけど、正直に言うとこれ、あるあるだと思う。
夜職の人間関係は、実は「シンプル」だった
夜職にいた頃、人間関係が全くなかったわけじゃない。指名の取り合いも、キャストどうしの温度差も、正直しんどい場面はあった。でも出勤して、仕事して、店を出たら基本そこで終わり。休みの日にLINEが飛んでくることもほぼないし、プライベートまで踏み込まれることも少なかった。
お客さんとの関係も、ある意味わかりやすい。お金を介した関係だから、距離感の作り方に迷わなくていい。好かれる必要はあっても、深く理解される必要はない。私はそこが楽だったなと、辞めてから気づいた。
昼職は「逃げ場がない」がしんどさの正体
昼職に来て一番しんどかったのは、仕事内容よりも人間関係だった。毎日同じ席、同じ休憩室、同じ人たち。合わない人がいても異動願いなんて簡単に出せないし、辞めない限りずっと顔を合わせ続ける。
ランチに誰と行くか、飲み会に行くか行かないか、LINEグループの既読スルーが気まずいとか、そういう「仕事じゃないのに気を遣う時間」が想像以上に多かった。夜職では「営業スマイル」ってわかりやすく割り切れてたのに、昼職の愛想は素の自分に近い距離感を求められる気がして、そこがきつかった。
あと地味にきついのが陰口とか派閥。夜職にも同伴やヘルプを巡る駆け引きはあったけど、昼職の「休憩室の空気」は年単位で固定されがちで、一度居心地悪くなると逃げ場がない。これ、あんまり言われないんですけど、夜職経験者ほど「人に合わせるのは得意」なタイプが多いから、逆に無理して合わせすぎて燃え尽きるパターンをよく見る。
私がやった、距離の取り方
正直、全部の人と仲良くしようとするのをやめた。これに尽きる。
具体的には、ランチは週2回は一人で外に出るようにした。最初は「付き合い悪いと思われるかな」って気にしてたけど、半年経ったら誰も気にしてなかった。飲み会も「今日は用事があって」で全部断る必要はなくて、月1くらいは顔を出して、あとは無理しない。この「時々顔を出す」くらいの距離感が、私にはちょうどよかった。
もう一つは、職場の人間関係に自分の機嫌を委ねすぎないこと。夜職時代は指名が入らない日でも「今日はそういう日」って割り切れてたのに、昼職だと同僚のちょっとした態度で一日の気分が左右されて、あ、これ危ないなと思った時期がある。仕事は仕事、自分の機嫌は自分で持つ、くらいの距離感を意識的に作るようにした。
似たようなしんどさで悩んでる人には、昼職に慣れないしんどい時期、私はこう乗り越えたも参考になると思う。人間関係だけじゃなくて、昼職特有の空気に慣れるまでの時間の話をまとめてます。
それでも合わない職場は、正直あると思う
ここまで距離の取り方を書いたけど、全部の職場でこれが通用するとは思ってない。人間関係が構造的にこじれてる職場もあるし、上司のパワハラまがいの態度が原因なら、距離を取るより環境を変えたほうが早いことも普通にある。
私は最初の昼職で人間関係が本当にきつくて、半年で辞めた。あのとき無理に続けなくてよかったと今は思ってる。転職エージェントに登録して話を聞いてもらったら、「その職場、他の人も同じ理由で辞めてる人がいますよ」って言われて、自分が弱いんじゃなかったんだと少し楽になった。
正社員で続ける自信がまだないなら、派遣という選択肢もある。人間関係の距離感が職場ごとに変えられるのは、派遣の地味に大きいメリットだと思う。合わなければ次の更新で環境を変えられる。派遣から夜職→正社員へ。遠回りに見えて実は近道だった話にも書いたけど、いきなり正社員より、まず派遣で「昼職の人間関係の距離感」に慣れるのもありだと思う。
派遣から正社員になったルートを読む疲れてる自分を責めなくていい
夜職の人間関係のほうが楽だった、なんて言うと甘えみたいに聞こえるかもしれない。でも構造として、夜職は「営業」という割り切りが許されてて、昼職は「素の人間関係」を求められる場面が多い。しんどく感じるのは、あなたが人付き合いが下手だからじゃなくて、単純にルールが違う場所に来たからだと思う。
私はいまだに、全部の同僚と深く仲良くなろうとは思ってない。ちょうどいい距離感を保ちながら、疲れた日は一人でランチして、それでいいやと思ってる。もし今の職場がどうしても合わなくて、辞める以外の選択肢が見えないなら、退職代行を使って一度離れてから次を考えるのも、逃げじゃなくて選択のひとつだと思う。
退職代行の記事を読む今日できることがあるとすれば、たぶん「今の人間関係を全部改善しよう」なんて大きなことじゃなくて、来週のランチを一回だけ一人で外に出てみる、くらいのことだと思う。それだけで、思ったより息が吸えることに気づくはずです。